小柄さんが失敗しないネットショッピング攻略法8選

ネットで買った服って
届いてみたらなんか違う…ってこと多いんだよね



私も何回も失敗してる。
思ったより大きかった、とか色が実物と違うとかね
小柄さんむけのブランドって、基本的にオンラインショップばかりで実店舗があるお店が少ないんですよね。
そもそも地方住まいだと、実店舗という選択肢すらない場合も。


正直なところ、素材については実物を手に取れないので誰でも失敗します。
だからこそ、まず絶対的な大前提は「返品が可能なショップを選ぶ」ということ。
ショップによってはセール品は返品不可、の場合もあるのでしっかり確認しましょう。
一番重要なことは、手持ち服をしっかり採寸して、欲しい服と比較することです。
そのうえでイメージコンサルタントの私が、お客様にアドバイスしている「気を付けるべきポイント」をおさえると、失敗はかなり減らせますよ。
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面倒がらず採寸する
見る媒体によって色が違うことを理解する
靴と帽子は極力買わない
モデルさんに騙されないで服単体の写真をよく見る
スタッフの着画、購入者レビューは念入りにチェック
素材や洗濯表示などもよく見る
自分の手持ち服に合わせられないものは避ける
少しでも引っかかる点があれば迷わず返品する
面倒がらず採寸する
そもそも「低身長」というだけでサイズ選び自体が難しいですよね。
標準体型ならこなれたオーバーサイズになるのに、低身長さんはだらしなく見えてしまいやすいものです。
低身長だからこそ、自分が着ていてしっくりくる服のサイズをトップス・パンツ・アウターなど、アイテムごとにきちんと採寸しておく必要があります。
ウエストだけではなく、着丈・肩幅・身幅・袖丈・裄丈・ヒップ・太もも・股下・裾幅などすべてメジャーで測ります。


ネットのS・M・Lのサイズは、ただの目安だと思ってください。
なぜならブランドによって、サイズ感が違うからです。
私のサイズはトップス5号ですが、選ぶサイズはXS~Mまで幅があります。
あくまでも、自分の手持ちの服のサイズと比べて大きいか小さいかで判断します。
自分のベストなサイズと近いものなら、サイズで失敗する可能性は少なくなります。
トップスで失敗しやすいのは肩幅と着丈。
身幅は気をつけている人が多いですが、意外と見落としがちです。
いかり肩の人は肩がきつくて窮屈になったり、なで肩の人は必要以上に肩の位置が落ちて、だらしない印象になったりします。


着丈はボトムに入れるか出すかで違ってくるので、自分がどのように着たいかを考えて選びましょう。
ボトムに入れるなら、もちろんある程度の長さがある方が入れやすいですよね。
さらに上記の写真のシャツのように、横にスリットが入っていると前だけINがしやすいです。
ボトムはトップスよりもシビアにサイズを測るべきです。
ウエストやヒップが小さいともう履けなくなってしまうので、ちょっと大きいか小さいかの二択なら、大きい方を選ぶと良いでしょう。
特に冬ものはニットをINして履くかどうかも考えてサイズ選びをしましょう。
パンツはなるべくベルトループがあるものを。


ウエストが多少大きくても、ベルトで締めて調節することが可能だからです。
アウターは丈はもちろんですが、厚着をすることを考えて選びます。


アウターで意外と見落としがちなのが袖口の太さや長さ。
近年の売れ筋のセーターは袖丈が長かったり、ゆるっとしたものが多いです。
私がお買い物同行で、そういうデザインのセーターをお勧めする場合は、必ずお手持ちのアウターの袖口の太さがどれくらいなのかをお聞きしています。
袖口がタイトすぎたり短かすぎるものだと着脱に苦労しますし、窮屈な印象や間が抜けた印象を与えてしまいます。
自分の手持ち服や手に入れたいアイテムに合ったものを選びましょう。
バッグは大きさはもちろんですが、ショルダーや持ち手の長さもチェックします。
低身長さんは、ショルダー部分を短く調節できるものが良いですね。
40代以降になると重さが気になる場合もあるので、重量もチェックすると良いでしょう。


見る媒体によって発色が違うことを理解する
実は見る媒体によって、同じ色の服でも色の発色が違います。
私は大抵WindowsPCで洋服を見て購入しているのですが、画像と違う色のブラウスやTシャツが届いて返品したことが何回もあります。
私の体感だとWindowsやandroidはやや青みに映りますので、iPhoneで色味を確認してから買うと失敗する確率が減ったと感じています。


特に白とベージュはネットで選ぶのがとても難しい色なので、なるべく避けますが
もし実店舗があるお店なら必ず色味を確認しにいきます。
重ねて言いますが実店舗がない場合、白とベージュの服は返品可能なショップで買うことを強くおすすめします。
靴と帽子は極力買わない
靴は実際履いてみないとフィット感などがわかりません。
特にヒールが高いパンプス、ロングブーツは要注意。
値段が高い=自分の足にフィットするとはかぎりません。


足に合わないと履くのも苦痛になるので、結局処分するはめに…。
特にロングブーツだと箱が大きいので、返品する際の送料がものすごく高くなります。
帽子も同様です。
つばの広い帽子はつぶれないように、とんでもなく大きな箱に入って送られてくるので
(私も実際、届いた箱の大きさに「何頼んだんだっけ?」とフリーズしたことがあります)
これも気に入らなかった時に、高額な返送料がかかります。


そもそも帽子もモデルさんと自分の頭の大きさが同じではないので、ネットで買うのがとても難しいアイテムです。
帽子の山の部分(クラウン)やツバ(ブリム)がどのくらいの深さや長さなのか、記載されていない場合もあります。
この2点はネットはなるべく避けたほうが無難です。
ただしロングブーツは実店舗で買うと持ち帰りが大変なので、実店舗で試着→あえてネットで購入というテクニックもあります。
ZOZOTOWNなどでは頻繁にセールやクーポンを出しているので、重くかさばるブーツを家まで届けてもらえてお得に購入できる場合も。


住んでいる場所に実店舗がない場合は、自分が過去に履いてしっくりきたブランドの靴を選ぶと痛くなりにくいですね。
モデルさんに騙されない・服単体の写真をよく見る
スタイルの良いモデルさんがおしゃれな背景で、花なんか持ちながら着こなしている服は120%増しで可愛く見えますよね。
私も「モデルさんが着ていると可愛いのに、自分が着るとダサすぎる…」とガッカリした経験が数知れずあります。
その華やかな画像よりもチェックしてほしいのは、トルソーなどに着せられている洋服単体の写真です。


(このトルソー画像がない場合が多いんですけどね…)
変なしわがよってないか、ボタンが安っぽくないか拡大してよくよく観察します。
洋服単体の写真を見ても欲しいと思えるか、考えてみてください。
次項で述べますが、モデルさんと一緒にショップスタッフさんの着画も参考にしましょう。
スタッフの着画、購入者レビューは念入りにチェック
レビューが投稿されている場合はできる限り目を通します。
「一回洗ったら毛玉になった」
こんな口コミが書かれていたら買わない、という選択ができるわけです。
身長や体重、年齢などを載せてくれている購入者の口コミは、低身長さんにとって本当に頼りになります。


スタッフさんの着画は必ず見ましょう。
自分の体型に近い人のサイズ感を念入りにチェックします。
サイズ感だけではなく、何に合わせているか着こなし方も参考になるので見ない手はありません。
ユニクロやGUには「StyleHint」というスタッフさんのコーディネート集がたくさん載っています。
もちろん身長も記載されているのでこちらも参考になります。
小柄さんでも、シンプルな服を小物を上手に使っておしゃれにコーディネートされているので勉強になりますよ。
素材や洗濯表示などもよく見る
実店舗だとチェックするのにネットショップだと、案外抜けてしまいがちな項目です。
素材や洗濯表示などもよく見ましょう。
アクリル100%のセーターは毛玉になりやすいので避けたほうが無難です。
その服の使用目的によりますが、普段よく着るものは家で洗濯できるものを選びましょう。
私はアイロンがけが大の苦手ですが、PLST(プラステ)のほぼノンアイロンで着る事ができるセンタープレスパンツが大活躍しています。
忙しい人は、そのようなシワになりにくい素材をアピールしている服を選ぶと良いでしょう。
自分の手持ち服に合わせられないものは避ける
「可愛い!」と衝動的に買ったスカート。
でも何に合わせるのかわからなくて、そのままタンスに眠っているものはありませんか?
「そういえば…このスカートに合うトップスを持ってなかった」
またトップスを買い、どんどん服が増えて管理しきれなくなることになります。
新しい服を迎えるときには、今クローゼットにある服と合わせる事ができるか考えます。
コーディネートのパターンは最低でも2つ、できれば3つ以上考えられるとタンスの肥やしになることは避けられます。
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基本的に今お持ちのアイテムで時間が許す限り靴やバッグなど小物も合わせてトータルでコーデを組みます。
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少しでも引っかかる点があれば迷わず返品する
私の話で恐縮ですが、ツバが広い帽子をネットで購入し、届いてみたら色が真っ白ではなくキナリ色でした。
色以外の要素は気に入っていたし、地方に住んでいるため返品送料が3000円くらいかかります。
かなり迷いましたが結局返品しました。
気になる点があると自分の場合はおそらく使わなくなるな、ということがわかっていたからです。
結果、後悔は全くしていません。


「気に入ってないけど、これでもいいか」
妥協した洋服や小物を付けていると、自分の気持ちが下がります。
色もそうですが、履き心地や着心地が悪いものは身に着けるのが苦痛になるので、お直しでどうにもならないものならば返品しましょう。
ブランドによっては、返品するよりメルカリやヤフオクに出品したほうが高く引き取ってもらえる場合があります。
少しだけ面倒ですが、タグ付きなら比較的高く売れるのでフリマサイトで売ることも検討してみると良いですね。
まとめ
この記事では低身長さんのネットショッピングで服や小物を買うときに気を付ける事を解説しました。
・サイズチェックは絶対にマスト
・見る媒体によって色が違うことを理解する
・靴と帽子は極力避ける
・服単体の写真をよく見る
・自分と体型の近い人の着画、購入者レビューは必ずチェック
・素材や洗濯表示などもよく見る
・自分の手持ち服に合わせることができるか考える
ぜひ、このポイントをおさえてネットショッピングを楽しんでください。
ネットショッピングはやはり採寸と着画&レビューのチェックが肝になります。
面倒ですが、それを怠ってしまうと要らない服が増えてしまいます。
どんなにお買い物上手な人でも、実際商品を手に取れない以上、ネットショッピングで100%成功することはありえません。
ですので、少しでも違和感を感じるものは送料がかかっても手放す勇気も必要です。


いつも身に着ける洋服などは、妥協して着るのではなく、自分を美しく見せてくれるものや気分をあげてくれるものを選びたいですね。
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